ご存じのように我が国は超高齢化社会に突き進んでいます。人間の寿命が５０歳の時代であれば健康な歯を長期的に維持する必要はなかったかもしれません。幸運にも科学の発展により寿命が延びたことでいつまでも自分の歯でおいしく食事をとりたいと考えるかたも増えていますし、歯の重要性もますます注目されています。
しかし１００歳でご自分の歯でおいしく食べることは決して簡単なことではありません。歯ブラシなど正しい生活習慣、正しい食事習慣、定期的に歯科医院でメンテナンスをうけること、健康的なお口を維持することは日ごろの努力の積み重ねによります。

まず現状を知る事、どうすればむし歯や歯周病を予防できるのかを一緒に考えていきます。できるだけ早い時期から予防的のために歯科に通うことが大切です。もちろん的確に治療することも大切ですが、まずは長期的な視野に立って予防的な視点で歯医者に通っていただきたいと思っています。痛いときだけ歯医者にかよって歯を削る治療ばかりを繰り返し行うといずれ歯を失う結果を招きます。残念ながら歯医者に通えば通うほど歯を失っていく結果になっていませんか？そんな悪循環から抜け出すためにはどうしたらよいのか？それをお伝えすることが私たち歯科医療従事者の大命題となります。そのような観点から患者さま一人一人と向き合って診療を行っています。みなさまの歯を守る事、お口の健康を守ることが私たちの仕事であり、やりがいになります。このような考えのもと、患者様にも安心して通っていただける歯科医院でありたいと日々、医院全体で取り組んでおります。

歯科治療を考えるとき、今の悩みを解決するだけでなく、ちょっと先、しいてはずっと先の将来を見据えた視点も加えて考えてみてほしいと思います。
当院ではそういう視点でみなさまのお口の健康を考えています。
お困りのときも、お困りでないときも、ぜひお気軽にご来院ください。